昭和レトロな人形町
こんにちは、採用担当のAkkyです。
昨年末の話になりますが、採用担当で2018年採用の打上をしてきました。賞与もでたのでちょっと奮発して人形町の「よし梅」さんで「ねぎま鍋」をいただきましたよ。
日本橋人形町、この町は日陸本社からほど近い場所にある、歴史と昭和の風情がそこかしこにある、落ち着いた街です。小説やドラマ、歌の題材としても多く用いられていますね。多くの皆さんが記憶されているとしたら、阿部寛さんが主演の「新参者」は人形町が舞台で、少し前はロケ地巡りなんかも流行りました。
人形町も水天宮通りは賑やかなのですが、路地を一本入ると、そこには情緒たっぷりな店が多くあります。
みなさんは「ねぎま鍋」をご存知ですか?
あのネギが主役・・・ではないのですが、その昔、江戸時代で庶民の間で食べられていた鍋で、ねぎと、まぐろのトロが主役なのです。江戸時代ではまぐろは醤油漬けにして保存していたため、油分の少ない赤身が重宝していました。トロの部分は脂が多いため保存に適さず捨てられていたそうですよ。現代の人がその光景を目にしたら「もったいない!!」って止めに入りますよね(笑)
そのトロを何とか捨てずに料理に出来ないかと考えだされたのが江戸ねぎま鍋だそうでです。食べ過ぎるとしつこいトロも、お鍋に入れると脂がすっと抜け、カツオベースの出汁に溶け、その旨味がネギにからみ、ネギもまた美味しくなるという鍋なのです。
その鍋の材料がこちら。
このマグロをカツオベースのだしで煮るのですが、びっくりするほど柔らかく、そして深みのある味になるんです。
たまには、こういった大人の贅沢も、ね(笑)
それでは、次回もお楽しみに!