旭化成株式会社にて安全講習を受講しました
こんにちは、採用担当のAkkyです。
研修の第1週目の最終日には、川崎に所在する旭化成株式会社様の研修センターにて安全講習を受講しました。
講習では、
①人間の特性
②被液体験
③墜下体験
④躓き転倒体験
などを座学講義とともに、実体験を経て学習をしました。
被液体験を行っています。
バルブ操作の手順を間違えると、中に残った圧力で配管の液が噴出してしまうという実験です。研修ですから中身は水だから良いですが、これがもし毒性の強いものだったら・・・
この研修では手順を守ることの大切さを学びました。
落下物の重さの体験をしています。
重さ2Kgもの土嚢を4Mの高さから落としています。
たかが2Kg、されど2Kg、高いところから落とすと、下で構えている4人の腕も大きく取られ、その衝撃の大きさに驚かされました。
また、高所作業では安全帯が自分の身を守ってくれます。
その安全帯でも何種類かあって、シングルランヤード型という腰の部分に安全帯を装着するタイプのものもあれば、ハーネス型という上半身全体に安全帯を装着するタイプがあります。
シングルランヤード型でも落下は防止できるのですが、身体全体の重さがぐっぐっと集中するので話すこともできないくらいの圧力を感じました。それに比べてハーネス型はものすごく楽でしたね。
これは、躓き体験の一つとして、階段の高さや幅を変えた階段を登ります。
人の体は優秀で、1、2段くらい階段を登ると、高さや幅を身体が覚えてしまいます。
そうすると、上段に用意した高さの低い階段を一つ飛ばしして登って行ってしまったりします。
これが危険! 大事なのはちゃんと目視して階段の上り下りをすることなのです。
はたから見ていると、
「え?なんでそこ飛ばしてしまうの?」
と面白く感じていましたが、自分がやってみると・・・(笑)
これも躓き体験の一つです。
材質の違う板の上を歩いたり、電線のコードなどをわざと置いた板の上を歩いています。
これも人は思い込みがあって、ステンレスは滑る、樹脂は滑らない、という勝手な思い込みがありますが、これが実際は・・・!
安全意識は常日頃からの意識を持つことが大切です。人は慣れると決められた手順をやっているつもりでも、実は工程を飛ばしてしまったりします。これが事故のもと!
そのような疑似体験を旭化成様の講習で学ばせていただきました。
これから現場実習を経て、実際の現場にでる新入社員もいます。
是非、研修で学んだことを忘れずに安全に作業を行ってくださいね。
最後は研修センター前で記念写真を。
それではご唱和ください。
「ご安全に!」
P.S 川崎の事業所に伺う前に川崎大師でお参りをしました