音楽のゲストティーチャー!?
こんにちは、採用担当のAkkyです。
私はジョブ・コーチとして障がいを持たれた方の採用活動も行っておりますが、
先日7月3日に東京都立江東特別支援学校さまにて音楽の授業のゲストティーチャーとして演奏を行わせていただきました。
見学会に伺い、最後に先生方と名刺交換をさせていただき、日陸の行っている採用活動の他、
私の取り組んでいるボランティア活動についてもお話させていただいたところからご縁を繋がせていただきました。
私は障がい者雇用を通じて、こんな考えを持つようになりました。(あくまでも私見ですけど)
数多くの会社が障がい者採用を行っていますが、障がいを持たれた方は本当に納得のいく企業選びができているのだろうか?
特別支援学校に通う知的障害をもったお子さんの親御さんも、お子さんの先々を任せられる企業に出会ているのだろうか・・・?
人それぞれ感じ方が違うので一概には言えませんが、企業選びは規模やネームバリューだけではないと思います。
どんなに有名でも、自分のしたい仕事ができなかったらそれは幸せな仕事との出会いではないでしょうし、人間関係がよろしくない雰囲気であれば、それも幸せな出会いではないでしょう。
企業がどんなに文言を並べたところで、応募される方やご家族は実情はわからないと思うのです。
どんな人でも、何もつながりがない会社に応募することは勇気がいります。
そうであったなら!
私たちがどんなことをしている会社の人間なのか、どんな人間たちなのか、どんな人間関係があるのか、私たちが開襟して、そして見て頂けばいいのだと。
もちろん会社見学や職場実習を通じて会社業務を知っていただくことは前提ですが、音楽を通じて、同じ時間を過ごし、同じ歌を歌い、感動を共有する。
そういう繋がりを通じて私たちのことを知っていただき、気に入っていただければ応募してくれたら嬉しいですね。
そして、ご家族の方にも
「こういう人たちなら子供を託しても良い」
と思っていただけたら最高です。
そんな良い関係を築けたらな、、、と思うようになりました。
もちろん、私自身、声楽家として演奏させていただく歓びはひとしおなんですよ。
今回も学生160名、教職員40名の200名の方々にお越しいただき、その前で歌ことができたのですから。そして、私の演奏で何かを感じていただけたらなお嬉しい。
仕事をしていると音楽活動を「趣味」という二文字で片付けられてしまうことがあります。
確かに音楽で生計は立ててはいませんが、舞台に立ったらプロもアマも関係ありません。
舞台の前には「お客様」という聴衆がいるだけなのです。
舞台に立って演奏している人を、プロ・アマなんて気にして聴いている人はまずいません。
私も歌う時は、練習を重ねて本番に持っていきます。
そのプロセスはプロもアマも同じです。
私は日陸の採用活動やCSR活動を通じて、人と企業とのご縁を結び、
そして、自分の声楽家としての歓びも感じていきたいです。
今回の演奏会では最後に「大切なもの」という合唱曲を、
学生さんと先生方の演奏とともに共演させていただきました。
すごい!
混声合唱の声が折り重なり、幸せの渦の中で私も歌わせていただきました。
そうそう!
7月20日は同校の「夏祭り」
会社のみんなで合唱として参加させていただきましたよ。
その様子はまた報告いたします。
では、次回もお楽しみに!