NTTデータだいち様を訪問
こんにちは、採用担当のAkkyです。
障がい者雇用についての各種取り組みについては先日もご紹介させていただきましたが、11月~12月にかけてジョブ・コーチ研修でお世話になった方々の会社を訪問させていただき、各社での障がい者雇用の取り組みについてのヒアリングや、職場見学、意見交換などをさせていただきました。
訪問させていただいたのは「特例子会社」で、障がいのある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社です。関連会社が多くあるような企業では、特例子会社を立ち上げ、各社から業務を受託することが多いようですね。
障がいをお持ちの方を受け入れる職場では、今ある各種業務のうち、関連する一連の業務一式をお願いするのではなく、「業務の切り出し」といいますが、障がい特性に応じて一連の業務の中からある部分をお願いしたり、業務マニュアルを作ったり、作業手順を整えたりと、効率的に業務を行っていただけるよう配慮する必要があります。この作業がとても重要であり、業務を効率的に行えるか否かのポイントになります。
障がい者雇用をはじめる会社では、どうしても考えすぎて、あれもこれも配慮しようとして、障がいをお持ちの方の可能性まで絞ってしまう傾向があるそうですが、今回伺わせていただいた各社では、障がいをお持ちの方にまずは業務をやってもらって、結果を確認し、適性をみながら新しい業務にもどんどん挑戦してもらうという方針のもと事業運営されており、お願いする側の一方的な思い込みで考えすぎてはいけないのだということを教えていただきました。
そして、各社を回って共通していたことは、
「生活面と業務面の両側面において将来的に自立できるようにする」
という理念をお持ちだったということです。
障がい者雇用に対する強いメッセージをいただきました。
私たち、日陸のジョブ・コーチチームは、各社から学ばせていただいたことを実践し、障がいをお持ちの方一人ひとりが、おり充実感と誇りをもって働ける環境整備を行ってまいります!
当社の会社見学も希望されていた会社さまがいらしたので、いつかその内容もご報告させていただきたいと思います。
それでは、次回もお楽しみに!